はじめに
ProBuilderは、Unityのエディタ内で3Dモデルの作成や編集を行うことができるツールです。Blenderなど、他の3Dモデリングソフトウェアでは、モデルを作成したらUnityへエクスポートする必要がありますが、ProBuilderではその必要がなく、Unity内で全てできるのが魅力です。
ProBuilderでできること
- モデリング: Unityのエディタ内で簡単に3D形状を作成できます。基本的なプリミティブ形状(キューブ、球体、シリンダーなど)から複雑な形状まで、幅広いオブジェクトを作成できます。
- リアルタイム編集: 作成したオブジェクトをリアルタイムに編集できます。
- テクスチャとマテリアル: 作成したオブジェクトにテクスチャやマテリアルを適用できます。これにより、オブジェクトの外観をカスタマイズしたり、リアルな質感を与えたりすることができます。
- レベルデザインとプロトタイピング: ProBuilderは、ゲーム開発におけるレベルデザインやプロトタイピングに特に便利です。迅速に環境やステージを構築し、実際のゲームプレイをシミュレートすることができます。
- エクスポート: ProBuilderで作成したオブジェクトは、他の3Dモデリングソフトウェアとの互換性があります。必要に応じて、ProBuilderオブジェクトをエクスポートして別のツールで編集することも可能です。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img/http://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/01/cropped-アイコン候補.png)
Probuilderは、アイデアを形にするのに役立つツールなので、ぜひ活用してみましょう!
ProBuilderのインストールとセットアップ
ProBuilderは、パッケージマネージャーからインストールできます。
Window > Package Managerを選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_513,h_489/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/image-16.png)
Unity Registryの中のProBuilderをインストールします。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_794,h_598/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-24-10.11.26.png)
ProBuilderの基本的な使い方
オブジェクトの作成
メニューバーのTools > ProBuilder > ProBuilder Windowを選択します。
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ProBuilderウィンドウが表示されたら、ツールバーの「New Shape」ボタンをクリックします。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_317,h_358/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/image-19.png)
シーンビューにウィンドウが現れるので、好きな形状(キューブ、球体、シリンダーなど)を選択して、シーン上にドラッグをして作成します。
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オブジェクトの形状編集
ProBuilderには、以下のような主要なツールがあります。
シーンビュー上に表示されたアイコンを選択して、オブジェクトの形状を編集することができます。
図形の頂点や辺や面の位置を編集することができます。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_640,h_400/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/図形の編集.gif)
その他にも、マテリアルの設定や、テクスチャの設定もできます。
エクスポート
作成したメッシュを他の3Dモデリングツールで使用するためにエクスポートすることができます。
ProBuilderウィンドウのExportの右の「+」をクリックします。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_449,h_413/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-24-11.12.56.png)
エクスポート先で使いたいフォーマットを選択して、エクスポートします。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_321,h_455/https://umistudioblog.com/wp-content/uploads/2023/06/image-20.png)
エクスポートされたメッシュを他のツールで開くことで、追加の編集やレンダリングが可能です。
まとめ
ProBuilderの基本的な使い方の紹介でした!
ProBuilderを使用すると、Unity内で直感的にメッシュを作成、編集、カスタマイズすることができます。
さらに、迅速かつ簡単にゲームのステージを作ったり、プロトタイプを作成したりすることができます。
参考リンク
さらに具体的な形状の編集については、以下の動画が参考になります。これらのページを活用して、ProBuilderの魅力的な機能を十分に活かし、創造的なプロジェクトを進めてください!