はじめに
Unityは、ゲーム開発において非常に重要な存在であり、多くの人が利用しています。
しかし、初めてUnityを触る人にとっては、どこから始めたらいいのか分からないという方も多いかもしれません。
本記事ではそんな初心者の方に向けて、おすすめの入門書について紹介します。
Unityについて
Unityとは?
Unityは、ゲーム開発エンジンの1つであり、世界中で利用されています。
3Dゲームや2Dゲームなど、様々なジャンルのゲームを開発することができます。また、初心者でも簡単に扱うことができるため、多くの人に利用されています。
Unityの特徴
豊富なゲーム素材
ゲームを作るためには、イラストや、音楽、3Dモデルなど様々な素材が必要となります。Unityが提供するアセットストアで、手軽に入手することができます。
絵を描けなくても、3Dモデリングができなくても大丈夫!
複数のプラットフォームに対応
PCやスマートフォン(AndroidやiOS)など様々なデバイスで動作するゲームを開発することができます。
特にスマホアプリの場合は、iOS、Androidのアプリを作るには作り方が異なり、別のプログラミングスキルが必要になるのですが、Unityでは別々に開発する必要がありません。
教材が豊富
本のほかにも動画など、日本語の豊富な教材があるので、初心者にもとっつきやすくゲーム開発ができます。
動画でUnityのゲーム開発を勉強できるおすすめUdemy講座まとめ!
入門書の選び方
目的に合わせた選び方
Unityには様々な用途があります。自分が開発したいものや使いたいものに合わせて、目的に合った入門書を選ぶことが重要です。
ゲーム開発の中でも、シューティング、シミュレーションなどジャンルも様々なので、目当てのジャンルのゲームが作れる本だといいね!
実践的な課題があるか確認する
実際に自分で手を動かして作ってみることで、手っ取り早くUnityを学ぶことができます。より実践的なデモサンプルがある入門書を選ぶのが望ましいでしょう。
おすすめ入門書5選
さて、以上を踏まえておすすめの入門書を紹介します。
Unityの教科書 Unity 2023完全対応版
いきなりゲームを作り始めるのではなく、Unityエディターの操作方法やプログラミングについて解説して、慣れたところでミニゲームを作ってみるという流れで学ぶことができる本です。解説では猫のイラストもところどころ挿入されており、かわいいです。
ゲームをどうやって作ればよいか、考え方をしっかりと解説しているので、新しく自分で考えてゲームを開発するための力が身に付きます。
作成したミニゲームは実機のスマホで遊ぶことができるようになります。
Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門
放置ゲームやマリオのようなサイドビューアクションゲームを作りながらUnityを学べる本です。私はこの本をきっかけに、一人で放置ゲームアプリを作ることができました。Unityのインストールから、ゲームを作り上げるところまで一通り学べます。
ゲームのクオリティーを上げるために、BGMの挿入やアニメーションの実装の仕方も解説しています。
UnityではじめるC# 基礎編 改訂版
こちらは、スマホアプリで人気の「脱出ゲーム」や「物理パズルゲーム」を作りながらUnityを学ぶことができる本です。Unityのインストール方法はもちろん、スマホでの実機テストの方法についても解説しています。
たのしい2Dゲームの作り方 第2版 Unityではじめるゲーム開発入門
2Dゲームを作りたい方におすすめの本です。サイドビューゲーム(画面を横から見たゲーム)とトップビュー(上から見下ろした画面のゲーム)を作ることで、学べます。
英単語には読み方も入っているので、英語の苦手な方も安心です。
楽しく学ぶ Unity 3D超入門講座
3Dのゲームを作りたい方はこちらです。いきなり3Dモデルの作り方から学ぶのはハードルが高いため、あらかじめ3Dモデルのサンプルが用意されています。これを使って、モデルを移動させたり、アニメーションをさせたり、ムービーを作ったりする方法が解説されています。
Unityの基本操作が学べるので、足がかりとしてぴったりの入門書です。
おわりに
Unityの入門書の紹介でした!私自身、いろいろな入門書のデモサンプルを見よう見まねで作ってみて、自分でもできるんだと感動しましたし、作ったゲームが自分のスマホで遊べるようになる達成感も味わえました。
WEBの記事とは異なり、本1冊でUnityのインストールから基本操作まで網羅して解説されているのが本の良いところだと思います。ぜひ、Unityでゲーム開発を始めてみましょう!