UnityのUI(uGUI)を使ってゲームやアプリを作るとき、「オシャレなボタンやスライダーを自作するのは面倒…」と感じたことはありませんか?
そんな時に役立つのが、シンプルかつ美しいUIパーツが揃った「Modern UI Pack」です。本記事では以下を中心に、使い方・特徴・インストール方法まで、初心者にも分かりやすく解説します!

シンプルなデザインなので、いろんなゲームにも使えて汎用性が高く、おすすめのアセットです!
Modern UI Packとは?
Modern UI Pack
は、Unity Asset Storeで人気のUIアセットパック。シンプルかつ洗練されたデザインで、幅広いゲームジャンルにマッチします。
- 様々なUIコンポーネント(ボタン・スライダー・モーダルウィンドウなど)を豊富に収録
- UI Manager機能付き:テーマカラーやデザインを一括で変更できるため、個別に調整する手間が省けます
- Unity純正UI(uGUI)ベースだから、既存のUI構造にスムーズに統合可能
- 対応環境が幅広い:Built-in, URP, HDRPに対応し、プラットフォームもPC・モバイル・Web・VR対応
- 最新版は2025年8月8日リリース、バージョンは5.5.28
色、形状が様々なボタンデザインが使えます。

スライダーは、Unityデフォルトで提供されているものと比べると、かなり見栄えが良くなりますね。

アイコン素材も豊富に用意されているので、用途も広がります。

アセットのインポート
まずは、こちらからアセットを購入します。
Unity画面上部の、Window > Package Managerからウィンドウを開きます。
Packages: My Assetsにし、Modern UI Packをインポートします。

こちらの画面が出てきたら、そのままImportを押します。

実際の使い方:ボタンを作ってみよう!
インポートが完了すると、Hierarchyから、Modern UI Packが追加できるようになっています。
今回は試しにボタンを作ってみます。

ボタンが現れました。

作成したボタンのインスペクターには、Button Managerがアタッチされており、様々な設定ができます。
- アイコン画像
- テキスト内容
- アイコンとテキスト間の余白

もちろん、スイッチでアイコンやテキストなどを非表示にすることもできます。


インスペクターで全部設定できるから、使いやすい!
UIデザインをまとめて変更!UI Managerの使い方
アセットの核心機能「UI Manager」は、複数のUI要素を一括でデザイン更新できる強力なツールです。ButtonをStandardで配置します。

Tools > Modern UI Pack > Open UI Manager
で起動- テーマカラーやフォント、Alphaスライダーなどを一括変更することができます。

これにより、細かいUIパーツを個別に編集せずに、ゲーム全体の見た目を一瞬で統一できます。
まとめ:Modern UI Packはこんな人におすすめ
- UIデザインを効率よくオシャレに整えたい
- 複数UIの統一感を簡単に出したい
- 初心者でも導入しやすいアセットを探している
Modern UI Packは、使いやすさ・見た目・カスタマイズ性のバランスが非常に良く、特に初中級のUnityユーザーにぴったりです。ぜひプロジェクトで一度試してみてください!
参考:公式資料