はじめに
RPGのHPゲージや、音量の設定などに活用できる「スライダー」の使い方について解説します。
スライダーとは、ユーザーがドラッグして、値を直感的に調整できるUI(ユーザーインターフェース)です。
スライダーは、画面の明るさ設定や音量設定などに使われるよ!
スライダーの作成
Hierarchyの「+」をクリックし、UI > Slider を選択します。
Canvasとスライダーが現れます。
スライダーの中身
スライダーの中身は3つあります。
- Background
- Fill Area
- Handle Slide Area
それぞれの部分を色分けすると以下のようになります。
デフォルトでは右に行くほど値が大きくなりますが、スライダーのインスペクターから変更することも可能です。
インスペクターのValueを動かすとスライダーを実際に動かせるから試してみよう!
値の取得方法
スライダーコンポーネントを取得し、.valueで現在の値を取得することができます。
初めにusing UnityEngine.UI; をつけるのを忘れないようにしましょう。
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI; // これをつけるのを忘れない!
public class Example : MonoBehaviour
{
void Start()
{
// Sliderコンポーネントを取得します
Slider slider = GetComponent<Slider>();
// slider.value でスライダーの値を取得できます
Debug.Log("スライダーの値は" + slider.value) ;
}
}
このスクリプトをスライダーにアタッチしてゲームを開始すると、無事Consoleに表示されました!
おわりに
スライダーの使い方解説でした。
スライダーの見栄えを改善したいときは、こちらの記事がおすすめです!