Unityエディターはデフォルトでは英語表記になっています。
日本語に慣れているユーザーにとって、英語での開発はときに難しく感じるかもしれません。
しかし、Unityは公式に日本語化をサポートしており、簡単な設定を行うことで、インターフェースを日本語に変更することができます。
本記事では、Unityのインターフェースを日本語化する方法や、日本語化する際に気を付けるべきポイントについて解説します。
Unity Hub日本語化対応方法
まずは、Unity Hubを日本語に表示させる方法を解説します。今回紹介時点のUnity Hubバージョンは3.4.1です。
Unity Hubを開いて左上の歯車をクリックします。
開いた設定画面のAppearanceから、言語の設定ができます。デフォルトでは英語(English)になっているので、日本語に変えましょう。
Unity Hubの日本語に対応できました!エディタはまだ日本語表示できていないので、エディタを日本語対応にする方法を次に解説します。
Unityエディタ日本語化対応方法
以下の2ステップで説明します。
- 日本語モジュールの追加
- 日本語へ設定変更
1. 日本語モジュールの追加
まずはUnity Hubを開きます。インストールをクリックします。
日本語化したいUnityバージョンの右上の歯車をクリックして、「モジュールを加える」を選択します。
下の方に日本語の言語パックがあるので、これをインストールします。
2. 日本語設定に変更
Unity Hubにて、プロジェクトを選択します。
日本語モジュールをインストールした、Unityバージョンのプロジェクトを作成し、開きましょう。
Macの場合
画面上のUnity > Settings…を選択して、設定画面を開きます。
Windowsの場合
画面上のEdit > Preferencesを選択して、設定画面を開きます。
Languagesで、Editor languageを日本語に変更します。
ここで言語を選択できるから、もとに戻したくなったらEnglishに変更しよう!
日本語に切り替わりました!
日本語化するデメリット
日本語化することで、初心者にもわかりやすくなる反面、デメリットもあります。
- 日本語表示に慣れてしまう
Unityの公式ドキュメントなどが英語表記であるため、日本語表示に慣れてしまうと、英語表記のドキュメントの理解が難しくなることがあります。また、日本語の解説記事でも、英語表記のエディター画面で解説されていることが多いため、調べ物をするのに苦労するかもしれません。
一番最初のとっかかりとして、英語が苦手なら日本語に切り替えて、慣れてきたら英語に戻すのが良いと思います。
英語にも少しずつ慣れていこう!
おわりに
Unityエディターの日本語化の方法紹介でした!
書籍、WEBのUnity関連情報は英語表記エディターで説明していることが多いので、英語表記にも慣れていくと良いでしょう。
日本語のフォントをゲーム中で扱いたい場合の方法はこちら。
Unity初心者におすすめな本はこちらです。