はじめに
UIアニメーションに必須の無料アセットDOTweenを紹介します。
これを使うと例えば
- ゲームオブジェクトのスムーズな移動アニメーション、スケールがゆっくり変化
- 画像のフェードイン
- テキストを1文字ずつ出現させる
といった表現が可能となります。
UnityEngineにはこのような表現を簡単に実現できる方法がないため、ゲーム制作をする上で必須級のアセットになっています。
DOTweenを使えるようになっておこう!
DOTweenのインストールとセットアップ
こちらから無料でインストールできます。Add to My Assets をクリックして、Unityを開きます。
Unity上部のメニューから、Window > Package Managerを開きます。
Package ManagerのPackages: をMy Assetsに切り替えて、DOTweenをインポートします。
次に、このような画面が出てくると思いますが、そのまま右下のImportを押します。
こちらのウィンドウが出たら、そのままOpen DOTween Utility Panelをクリックします。
最後に、Setup DOTweenをクリックして、セットアップします。
使い方
アニメーションをするにはコードを書く必要があります。スクリプト上部に、以下を追加します。
using DG.Tweening;
コードの書き方は2通りあります。
①標準的な書き方
myValueという変数を1秒かけて100にするコードです。
DOTween.To(()=> myValue, x=> myValue = x,100, 1);
スケール、位置、数値など、アニメーションさせたい変数をmyValueに入れます。
次に、ゴールの値とアニメーションにかかる時間を設定します。特殊な文法になっており、慣れない人も多いかと思います。そのため、次に紹介する書き方をおすすめします。
特殊な書き方でわかりにくい!
②簡単な書き方
標準的な書き方よりも、もっと簡単な書き方があります。
transformのx座標を1秒かけて(現在の座標+100)まで移動する場合です。
transform.DOMoveX(100, 1);
アニメーション種類の一覧はこちらをご覧ください。多岐にわたっているため、具体的な使い方を今後紹介していきます。
おわりに
今回は、DOTweenのインストールとアニメーションをさせるための2つの方法について紹介しました。次回は、よく使う内容(移動・回転・拡大など)を使った実例を紹介します。